辺りに何もない秘境駅 飯田線金野駅
どうもこんばんは。
本日は飯田線の秘境駅金野駅のご紹介です。
金野駅は長野県飯田市にある駅ですが、ちょうど隣の泰阜村との境にあり、
最寄の集落等は泰阜村にあるため事実上泰阜村の駅といっても差し支えないと思います。
また、この駅は飯田線の中で最も利用者が少ない駅で一日辺りの平均利用者数は0.44人となっております。
今回はこの金野駅の様子を見ていきたいと思います。
ホーム&駅周辺
ホームは待合スペースがあるのみの簡素な単式ホームとなっております。
駅のすぐそばは広場というか更地になっています。
また、すぐそばまでは狭いながらも道路がついており一応車で到達することも可能です。
実際に私が伺った当日も、線路の整備と思われる作業員が車で金野駅まで来ていました。
また、金野駅の駅看板は金だけあって触ると金持ちになれるらしいです。
なんか、隣の千代駅と合わせれば「ちょきん」なんだとか、、、
駅のそばは米川という天竜川の支流が流れており金野駅の付近で天竜川に注いでいます。
また、駅前広場には米川へ降りていく道と、
反対側には橋がかけられており、こちらの道は泰阜村の集落へと続きます。
米川へと続く道↓
駅前の橋の様子(駅の対岸から撮影)↓
橋にはこんな錆びた看板がありました。
やはり飯田市にある駅ながら結びつきは、泰阜村というわけです。
駅前の橋の対岸は泰阜村ですからね。。。無理も無いか。。。
ちなみにもともと金野駅は駅として開業する予定はなかったのですが、
当時の周辺住民の運動によって開業にこぎつけた駅となっています。
集落へ
金野駅から最寄の住宅へはおよそ15分ほど。
距離にして1km程度坂道を登っていく必要があります。
先述の橋を渡った後ひたすら上り坂を登って行きます。
道は車は通れるくらいの幅ありますが、とても狭く対向車が来ると厳しいくらいの広さになっております。
また、一部ガードレールが無いような区間もあり運転するにはなかなか怖い道となっております。
しばらく歩くと養鶏場があり、その養鶏場の近くには泰阜村ジジ王国という宿泊施設兼レストランがあります。
http://www.mis.janis.or.jp/~jiji.kingdom/page2.html
ネットを見ると利用するには会員になる必要があるみたいです。
私は次の列車まであまり時間が無かったので、ここまできて引き返しました。
この辺りには廃屋が数軒あった以外はこの養鶏場とレストランと数件の民家くらいしかなく静かな場所でした。
なお、金野駅の由来になっている金野集落はここからさらに数キロ離れたところにあるようです。