指宿のたまて箱乗車レビュー(2018/08/04)
どうもこんばんは。
前回、前々回と紹介してきた観光列車に続いて、
今回も観光列車、指宿のたまて箱の紹介です。
前回と前々回の記事はこちら
www.irizanu888.com
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今回で九州の特急シリーズは最終回になります。
また九州を旅行することがあればレポートします。
ちなみに、九州旅行ネタはもう少し続く予定です
(他の旅行記事も書いていないものがいっぱいあるので、そちらを先に書くかもしれませんが)。
指宿のたまて箱とは
指宿のたまて箱は指宿枕崎線のうち鹿児島中央~指宿間を走る特急で一日3往復運行されています。
○下り
鹿児島中央 | 指宿 | |
---|---|---|
指宿のたまて箱1号 | 9:55 | 10:47 |
指宿のたまて箱3号 | 11:57 | 12:47 |
指宿のたまて箱3号 | 14:02 | 14:58 |
○上り
指宿 | 鹿児島中央 | |
---|---|---|
指宿のたまて箱2号 | 10:57 | 11:48 |
指宿のたまて箱4号 | 12:56 | 13:49 |
指宿のたまて箱6号 | 15:07 | 16:00 |
実際に鹿児島中央駅に入ってきた列車を清掃し、乗客を入れていたので
鹿児島中央~指宿間でピストン運動をしている感じだと思います。
客が多い場合にははやとの風の車両を連結して運転することもあるようです(私が乗車したときがそうでした)。
愛称は「いぶたま」です(この記事でも以降は正式名称が必要でない限りいぶたまと記載します)。
車両
車両はキハ47の改造車を用いています。車両はこんな感じ。
白と黒の二色が基調で国鉄車両と言う割には、どことなく威厳というよりかはむしろかわいらしさがあります。
また、駅到着時にたまて箱をイメージした霧吹きが出迎えてくれます。
車内
車内はさらにかわいらしくなっています。こんな感じ。
客船を倣しているのかチーク材を使っております。
のれんや、飾られているものさまざまなところまで凝った作りになっています。
その他写真は撮りそびれてしまったのですが、本棚や玉手箱の装飾など非常にかわいい車内となっていますので、
ぜひ乗られた際に確かめてみてください。
また、展望にも工夫がなされていて海側には窓を向いたカウンター席があり、
景色を見やすくするための工夫されています。
下りの場合は進行方向左側、上りであれば進行方向右側となります。どちらもA席。
一部同じ方向でシート席になっている箇所もありますのでその場合はA、B席となります。
こちらの海側の席を取られることをオススメいたします。
今回直前に乗ることを決めたため、こちらの席が取れず山側のD席で行ったので思ったのですが、
確かに山側の田んぼの景色も悪くないのですが、
やはり錦江湾の景色を見ていかないとこの列車に乗る価値も半減してしまうと言っても過言ではないです。
いぶたまには前に紹介した、「いさぶろう」とか「はやとの風」にあった自由に移動して座れる展望席のようなものはなく、
その席に座っていくしかないので、席選びはこれら2つの列車と比べても重要だと思います。
2018年7月現在えきねっとでは座席指定ができませんでしたが、
JR九州ネット予約では座席指定ができましたので、こちらを使うことをオススメします。
遠方からの予約の場合、九州に着いてからJR九州の駅で切符発券になります。
特に休日の場合は早めに予約しましょう!!
また、いぶたまの車内で買った黒ごまぷりんが非常においしくてオススメです。
無添加にこだわったプリンということで、410円と割といい値段取るのですが、
下の層に黒ゴマのペーストのようなものが入っていて、
それがプリンとマッチして甘すぎず大変おいしくいただけました。
ただし、いぶたまに限らずなのですが、指宿枕崎線は非常に揺れますので、
中で何か食べたり飲んだりしたりするときはご注意を。。
テーブルに置いていたプリンが吹っ飛びそうな位揺れましたw
いぶたまのせいではないとは言え、
乗り心地という面ではそんなによくないかなぁと言うのが正直な感想です。
車内はすごく楽しいんですけどね。。。
まとめ
今回のいぶたまですが、私が乗ったときは全般的に指宿観光に使っている人が多い印象でした。
指宿までこの列車で行き、そのまま温泉などに行かれるような方が主な需要なのかなぁと思いました。
他の列車と違い、駅だったり路線自体にすごく大きな魅力はないけど、
その分列車旅そのものを楽しみながら、指宿観光に行こうという趣旨の列車だと思います。
九州観光列車いかがでしたでしょうか。今回で一旦九州観光特急の記事は以上になります。
乗ってみると、どれも水戸岡デザインのせいか車両の中のコンセプトは似ているような気がするのですが、
それぞれ個性があって乗り比べてみてもなかなか楽しい旅になりました。
ちなみに、この列車乗るまで、青春18切符で東京からムーンライトながらを経て
八代まで来るという苦行をした後のせいか、どの列車もとても楽しく感じました。
ではまた。