まだ見たことのないところへ

旅行のことをメインに時々身の回りで体験したライフイベントについて書きます

特急はやとの風に乗って日本一の駅弁かれい川弁当を食べよう(2018/08/04)

どうも。こんばんは。

 

九州シリーズ2回目です。

今回は特急はやとの風の紹介です。こちらもなかなかすばらしい列車でした。

 

JR九州は面白い観光列車が沢山ありますよね。。。

 

 

はやとの風とは

はやとの風は吉松~隼人~鹿児島~鹿児島中央と走る特急です。

由松~隼人間は肥薩線、隼人~鹿児島間は日豊本線、鹿児島~鹿児島中央間は鹿児島本線となります。

 

吉松駅での接続の様子は2018年現在は以下のような感じです。

 ○下り

  いさぶろう1号 11:22 → はやとの風1号 11:25

  いさぶろう3号 14:48 → はやとの風3号 15:01

 ○上り

  はやとの風2号 11:11 → しんぺい号2号  11:49

  はやとの風4号 14:54  →     しんぺい号4号  15:16

    *いさぶろう・しんぺい号は下りがいさぶろう、上りがしんぺい号という名前になっています。

 

いさぶろうの記事はこちらから。こちらもすばらしい列車です。

www.irizanu888.com

下の写真は乗ったときの吉松駅の様子ですが、真ん中の赤い列車がいさぶろう(ここまで載ってきた列車)、右に止まっているのがはやとの風となります(これから乗る列車)。

乗り換えも隣のホームに行くだけなので楽チンでした。

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このときは、いさぶろう1号→はやとの風1号の接続でしたが、最も時間が短くいい接続ですが、

逆に言えば吉松駅の周辺の散策は一切できないので、どちらの列車にも乗りつつ吉松周辺を散策したいのであれば、

上りで行ってみるのも検討の余地アリだと思います。

 

また、はやとの風ですが、現在は毎日運行しているわけではなく臨時列車となっています。

基本的に週末であれば大体運行していますが、平日は運行していないことが多いので、

ホームページなどで運行日を確認しておきましょう。

www.jrkyushu.co.jp

はやとの風ですが、オススメの座席は下りであれば進行方向左側、上りであれば進行方向右側になります。

どちらもA席とB席側となります(1号車の1番席と2番席はA~D席でボックスシートになっているので、1番席が左側、2番席が右側になっていることに注意)。

紹介した側が海側になっていますので、錦江湾のすぐそばを走る様子が見ることができます。

ただこの列車は各車両ごとに別途展望席がついているのでこだわるべきかというところではありますが。

 

車両

車両はキハ40系の改造車を用いています。

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いさぶろうが赤基調だったのに対し、黒基調の塗装となっています。

なかなかかっこよくて個人的に好きな見た目です。

車内はこんな感じです。

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いわゆる二人がけのシート席なのですが、2列ごとにパーテーションがあるのが特徴です。

ボックスシートはこんな感じ。

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4人で使うにはテーブルが小さいかなという気がします。

必要に応じてサイドテーブルが肘掛の部分から取り出せるのでそちらを使うことになると思います。

 

見どころ

大隅横川駅

大隅横川駅は、1903年に開業した肥薩線の駅で、駅舎は後述する嘉例川駅と並ぶ古いものとなっています。

こちらでは4~8分程度停車時間がとられますので、軽く散策することができます。

駅舎はなかなか趣のあるレトロな駅舎です。

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そして、駅舎の柱にはこのような穴が空いています。

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これは大戦中に攻撃を受けた機銃掃射弾の跡で近くで見ると実際に貫通しています。

近くに機関車の整備工場があり、そこを狙った連合国軍が執拗に攻撃をしかけた爪あととなっています。

嘉例川駅

嘉例川駅1903年に開業した大変歴史のある駅で、駅舎は県内最古のものとなっております。

また、嘉例川駅ではある程度の停車時間を取ってくれますので、

駅構内など散策ができるようになっています。

駅舎はこんな感じ。肥薩線の駅は嘉例川に限らず積極的に昔ながらの駅舎を残して、

お客さんに来てもらおうという気概が感じられます。

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駅舎の中はこんな感じ。

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ここでは有名な駅弁が売られています。それは後ほどご紹介します。

 

百年の旅物語「かれい川」

はやとの風といえば、先ほども触れた嘉例川駅で売られている駅弁の百年の旅物語「かれい川」です。

霧島市の業者森の弁当 やまだ屋 が作成されている駅弁となっています。

こちらの駅弁駅弁グランプリで1位になるなど大変人気の駅弁で、

わざわざ車で買いに来る人もいるのだとか。

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中身はこんな感じです。

  •  ご飯…霧島市の「ひのひかり」に嘉例川にて原木栽培した椎茸、竹の子の炊き込みご飯。
  •  ガネ…紅さつまいもの天ぷら。野菜の水分だけで揚げる。
  •  千切り大根の煮物…千切り大根とこんにゃくの煮物。
  •  味噌田楽…ナスとかぼちゃの麦味噌の田楽。
  •  酢の物…大根とにんじんの酢の物。
  •  嘉例川コロッケ…椎茸と竹の子を混ぜ込んだコロッケ。

 味はもちろんのこと、非常にボリュームがありこれだけでおなかか一杯になるくらいありました。

 こちらのかれい川弁当ですが、先ほどご紹介した嘉例川駅で土日祝日であれば購入することができます。

ただ、売り切れ御免のため、確実に購入したい場合はJR九州旅行の店頭(乗車二日前までに)、または電話にて予約することができるので、そちらを使うことをオススメします。

実際に私はJR九州旅行に電話にて事前予約をしました。

電話にて予約をすると、ゆうぱっくで引換券を郵送してくれました。送料はこちらの負担でした(東京まで1080円でした)。

即日中に準備してくれ、次の日には家に届いたのでよほど直前でなければ何とかなると思います。引換券は車内でお弁当と交換してくれます。

 

錦江湾

錦江湾が見えてくると鹿児島が近づいてきます。錦江湾のすぐ傍を走るのも、この列車の車窓の見所です。

 

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最初は車窓はこのような田園風景が続くのですが、次第に海が見える景色に変わっていきます。

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植生も南国って感じですよね。ちょうど訪れたのが8月だったので景色が映えます。

こういった感じで桜島が見えたりも。

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海が見えてきてしばらくすると列車は終点鹿児島中央駅に到着します。

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下り経路で来ると、鹿児島中央の人の多さと活気にびっくりします。

この列車乗ったときは八代からいさぶろう1号と、はやとの風と乗ってきたのですが、

それまでの昔ながらの駅舎や、山の風景から一変して、鹿児島中央の周辺は都会的なところになります。

 

 まとめ

今回ははやとの風の紹介でした。

並べて紹介したいさぶろうと比較すると、観光列車の色合いは若干薄く、

乗り換えのためか途中駅から乗ってきたり、降りたりという人も結構いて

地元の移動手段としての機能も果たしているんだなぁと言う感じを受けました。

正直観光列車としてはいさぶろうほどのインパクトはなかったのですが、

駅弁を食べたり山の雰囲気や田園の雰囲気、海の雰囲気をのんびり味わいながら乗れる列車でした。

絶景と鉄道技術を感じられる特急いさぶろう・しんぺい号(2018/08/04)

どうもこんばんは。

本日は特急いさぶろう、しんぺい号についてのご紹介です。

前々から気になっていた列車で、今回九州旅行した際に乗る機会があったので

試しに乗ってみたことろ非常にすばらしい列車でしたので、今回紹介いたします。

 

 

いさぶろう・しんぺい号とは

 いさぶろう・しんぺい号鹿児島本線肥薩線を走る列車で熊本から八代、人吉を経て吉松までを結ぶ列車です。

下りはいさぶろう号、上りしんぺい号と名づけられています。

熊本~八代間は鹿児島本線、八代以降は肥薩線となっています。

いさぶろうは人吉~吉松間が開通した際の当時の逓信大臣山縣伊三郎、しんぺい号は開業当時の鉄道院総裁の後藤新平から名前が取られています。

 熊本~人吉間は特急、人吉~吉松間は普通列車としての運行となります。

座席は2両または3両の編成で自由席は半両(1両の半分だけ割り当て)られています。

人吉~吉松間は青春18切符だけで自由席に乗ることもできますが、落ち着いて景色を眺めることも考えると指定席を取ることをオススメします。

 

バリオススメ座席は

また、オススメ座席ですが、いさぶろうであれば進行方向左側、しんぺい号であれば進行方向右側となります。

後述する矢岳越えの箇所をはじめオススメの見どころがそちらに偏っているためです。

ただし、乗ってみて感じたのは八代~人吉間であれば球磨川沿を走り、景色が左側、右側と入れ替わりますので、あまり気にしなくてもいいかなぁという印象です*1

 また、座席がボックスシートになっているので下りの場合、座席番号の奇数番号が進行方向左側、偶数番号が右側という構成になっていますので、予約する際は注意しましょう。

2018年7月現在になるのですが、私が予約したときはえきねっとでも、JR九州ネット予約でも座席指定はできなかったので、

可能であれば窓口もしくは電話で予約されたほうがいいと思います。

また、仮にいい座席が取れなくても展望デッキが別途設けられているので、見どころのときは、展望デッキに移ればよいので、そこまでこだわらなくてもいいとは思いますが。

 

見どころ

次はいくつか見所を解説します。

実際に2018年8月に私も乗っておりますので、それを元にします。

車両

車両は国鉄時代からあるキハ40系の改造車を用いています。

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車内の雰囲気はこんな感じです。

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手前に見えるカウンター席の部分は自由に使えるようになっているので景色が見たい場合などに使用することができます。

奥に見える部分がボックス席になっていて4人がけとなっています。こちらは座席指定となっています。

また、一部ドアの戸袋のところにも席がありますが、ドア付近のその席は窓が小さく展望が悪くなっていますのでご注意ください。

 

また車内では記念品やおかしや飲み物などの車内販売があります。

車内販売では人吉駅の駅弁栗めしが売られています(私はこの後に乗ったはやとの風でかれい川弁当を予約していたので食べていないですが)。

人吉駅

まず主要な停車駅の一つが人吉駅となります。

私が八代から下りで乗ったときは多くのお客さんが人吉駅で降りて行ったので、周辺の人吉温泉等の観光にこの列車を用いたものと思われます。

 ちなみに、人吉駅からくま川鉄道線が出ており、その駅と車両基地があります。くま川鉄道では人吉温泉駅と言う名前らしいです。

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なかなかポップな車両です。田園シンフォニーという観光列車らしいです。

大畑駅

大畑駅ですが、こちらは飯田線のときにも紹介した秘境駅ランキング21位の駅です。

こちらは、辺りには民家はない秘境駅ではあるものの、スイッチバック駅となっておりどの列車も必ず停車する駅となっています。

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画像出典:特急 いさぶろう・しんぺい | JR九州の列車たち ~JR九州 観光列車【D&S列車】・新幹線~

まず、下り列車の場合は、上図で見ると山の右側の外側のループから反時計回りに大畑駅に入ります。

その後スイッチバックをし内側のループに時計回りに周り上図のループの飛び出た部分の引き込み線に一回入ります。

そこからもう一度スイッチバックをしループを反時計回りに周り、山をぐるっと回って矢岳駅を目指す形となっています。

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 こちらが実際の大畑駅から見た線路になります。

下り列車は左側の線路、上り列車は右側の線路を使うことになり、それぞれ進行方向右側の信号を見ることになります。

写真の望遠が足りていないのでわかりにくいですが、左側の線路が奥側で線路が2つに別れていると思います。

分かれている左側が人吉へ向かう経路、右側がループ線に入る線路になります。ループ線に入り、

上で説明したスイッチバックとループを回り写真右側にある森林の奥に線路がありそこに列車を通って矢岳駅へ向かいます。

またこのループを抜けた後は時折30‰ 越える坂を力強く駆け上がるので、そこもまた見所となります。

急勾配を駆け上がった後上から見下ろす大畑駅の写真も貼っておきます。

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矢岳

 こちらも、秘境駅ランキング36位の秘境駅となります。

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この駅は標高536.9 mで肥薩線で最も高い標高に位置する駅となっています。

駅舎はこんな感じです。

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逆側からもどうぞ。

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駅舎の中はがらんどうになっていますが、かつて切符の確認をしたラッチのようなものが残っていたりします。

また、駅舎の中にはいつからあるか分からないようなステッカーも残されていました。

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また、矢岳駅にはSLのD51が展示されています。

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矢岳越え

矢岳駅を出てすぐあるトンネルが肥薩線で一番長いトンネル矢岳第一トンネル(2096 m)で下りの場合は、入り口に山縣伊三郎、出口に後藤新平の石碑が掲げられています。

下りからみてこの矢岳第一トンネルを抜けたところが、姨捨峠、狩勝峠と並ぶ日本三大車窓矢岳越え区間となります。

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当日霧ががっていた残念なのですが、

霧島連山をバックにしたえびの高原を望むことができます。

晴れていると霧島連山の奥に桜島を見ることもできるそうです。

私が乗ったときは霧がかっていて、桜島を確認することはできませんでした。

非常に広大かつ、肥薩線が登ってきた高さを実感できる車窓となっています。

ここでは、いさぶろう号が停車し、かつ窓を開けることもできたので見物や撮影の時間も十分にできます。

 

真幸駅

最後にご紹介するのが、下った場合の終点吉松駅の手前の真幸駅となります。

この駅は肥薩線一の宮崎県に所属する駅となります。

この駅も大畑駅と同様にスイッチバック駅となっています。

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この駅では駅舎の中で土産等の販売がされていました。

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また、真幸という字を取ってなのか、ホームに鐘が置かれていていました。

この鐘を鳴らすと幸せになれるらしいです。

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結婚はおろか、一人生活を謳歌中の私。。。鳴らしてこないと駄目だったかしらw

さすがに一人で鐘を鳴らすのは恥ずかしかったw

まとめ

今回はいさぶろう・しんぺい号について取り上げました。

正直なところ、このブログの記事では見所の半分も伝えられていないと言っても過言ではないくらい、非常に見所だらけの素晴らしい路線でした。

スイッチバックループ線を駆使して、大変な難所の山道を越えるための工夫や、素晴らしい景色。

普段鉄道が好きで沢山乗っている人も、全然鉄道に興味がないという人も楽しめる路線になっていると思います。

また、これだけの見所が詰まっている肥薩線アテンダントの解説付きで乗れるいさぶろう・しんぺい号は非常に素晴らしい列車だと思います。

私もぜひもう一回乗りたいです。

 

次回はこの後に乗ったはやとの風の紹介となります。

www.irizanu888.com

*1:私は行程の都合上八代駅から乗っているので、それ以前についてはちょっと分からないです。熊本~八代間は普通列車で行っていますがすでに夜で車窓自体見えなかったですしw

飯田線の秘境駅小和田駅と塩沢集落への道

どうもこんばんは。

 本日は飯田線小和田駅の紹介です。

小和田駅静岡県浜松市にある駅で、政令指定都市にある駅ながら

舗装されていないような山の中にレトロな木造の駅舎が佇んでいるだけで、

周囲に人影は全くないような駅です。

元々は集落が点在していたのですが、1956年にできた佐久間ダム建設によりほとんどの集落が沈んでしまった現在の姿となりました。

それゆえに、秘境駅ランキング3位という全国屈指の秘境駅として知られ、

鉄道ファンの間で愛されている駅でもあります。

今回はその小和田駅のホーム、駅舎、駅周辺、及び駅最寄の塩沢集落への道のりについて紹介します。

 

 

ホーム

早速ですが、飯田線のホームはこのような感じになっております。

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反対側にはかつて好感で使われていたであろうホームの跡が残っております。

この写真の奥側に駅舎があり、その脇から反対側のホームへ渡れる踏切があるのですが、そこは現在ふさがれており、反対側のホームへ渡ることはできなくなっております。

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 この駅の隣の駅は中井侍駅となっており、そちらもまた秘境駅として知られております。

この駅は静岡県浜松市ですが、静岡、愛知、長野の3県境の駅でもあり、このような標識がホームに立っております。

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実際の3県境はこの駅のすぐそばを流れる天竜川の川上にあります。

 

駅舎

小和田駅の駅舎はこのような木造となっております。

先述の反対側ホームへの踏み切りは写真右手のガードレールの付近にあります。

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中はは木の匂いがしてどこか懐かしいものを感じました。、

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小和田というのが皇太子妃の旧姓*1というのにあやかってかつてこの場で結婚式を挙げたカップルも存在し、今も駅舎に写真が飾られております。

駅舎からホームへの入り口にはこのような花嫁号の看板も。

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先ほどはスルーしましたが、ホームにあった小和田駅の駅看板の脇には「恋成就駅 小和田」という木の立看板もありました。

 

 ところで秘境駅といえば駅ノート小和田駅にももちろん沢山の駅ノートがあったのですが、

少し変わったものとして詩で感想をつづるものもありました。

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この紙もだいぶ年季が入っていて、この駅は地元の利用を遠い昔に終え、

もう長い間この駅に来ることが目的となっていることが伺えます。

 

駅周辺

 

駅から出るといきなり細い道が出ています。この道が塩沢集落へ続く細く長い道の始まりです。

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また、駅のすぐそばにはこのようなベンチがあります。

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先ほどの駅舎のところでも小和田駅で結婚式の話については触れましたが、

かつて結婚式を挙げたカップルがこのベンチに座り、写真撮影などしたのでしょう。

すごく和風と言うか、なんか座るのが恥ずかしくなるようなベンチと思うのは私だけでしょうかw。

まさに結婚してもおかしくない年齢の私がみて、そう思うということ自体がこの駅が時代から取り残されていると言うことを感じさせます。

 

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そして、この塩沢集落へ1時間と言うことを告げる標識の脇にある廃屋がありました。

こちらの廃屋は住居にしては大きくきっと何かの施設なんだろうと思われます。

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ミゼットと思われる車が駅のすぐそばに捨てられておりました。

いつどうやって車でここに入ったんだろうか。

脱出~塩沢集落へ~

駅を出て塩沢集落への道に入ると、雄大天竜川の脇を歩くことになります。

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なかなか都会に暮らしているとこんな自然の中を歩く機会なんてないですからね。

駅から歩いても10分くらいで見られる景色なので、

このあたりまでは小和田駅に降り立ったならばぜひ来てもらいたいと思います。

写真で見るよりも何倍もきれいでした。

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ちなみに、このあたりクマの目撃があるらしく通行される場合は注意しましょう。

まぁ、こんな山の中クマくらい出てもおかしくないですよね。。。

 高瀬橋という吊り橋がかつて架かっていたのですが、すでにそこへの道は閉ざされておりいけなくなっておりました。

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さすがにこれを突っ切っていくことはできず断念しましたが、この先に高瀬橋の跡があると思われます。

また、この付近には割りときれいな廃屋もあります。

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ネットの情報を見ると、何年か前まで塩沢集落へ至る道の途中に住んでいる方がいると

いう話が書いてありましたので、おそらくここなのではないかなと思います。

たまたまかもしれませんがこの辺りだけ若干鼻につく肥料のような有機物系の匂いがしたので、

最近まで住んでいたんだろうなぁと感じました。家の周りに置いてあるものも、比較的新しそうですしね。

もうしばらく行くとこのような吊り橋がかかっております。

このつり橋を渡ったところか塩沢集落への順路となります。

本当はこのつり橋の脇のガードレールがある部分に道があるのですが、

すでに崩れており、いま撮影しているような下側の道への迂回を余儀なくされます。

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この橋ですが、渡ってみると結構ゆれましたので高所恐怖症の方はつらいかもしれません。

さらに歩くと標識も何もない分岐があります。

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私は上(写真右側)に進みました。塩沢集落が駅よりも高い位置にあると考えたためです。

最終的に塩沢集落にたどり着けましたのでこちらで正解なんだと思われます。

下の道入っていないのでどこにたどり着くのかは分からないですが。。

 

この上り坂辺りから廃屋がぽつぽつと出てきます。

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こんな朽ちたトイレも、、、

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この辺りは木を切った跡があったので、林業で定期的に山に入っている人がいると思われます。

廃屋と思っているものももしかすると一部はまだ使っているのかもと思いました。

そして、先ほどの分岐跡から急坂が増えてきます。

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道も明るくなってきて見上げると車道の影が見えてきますので、

ここまでくればラストスパートです。

そしてスタートから徒歩50分くらいで塩沢集落にたどり着けます。

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先ほどまで歩いてきた道がこちらです。

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小和田駅とこの小和田駅入り口の位置関係は地図で見るとこんな感じです。

駅から距離が離れていていることが分かると思います。

先ほどの赤い橋は小和田駅と降り口の間にかかっている天竜川の支流にかかっているものだと思われます。

ただ地図上道が表現されていないので、どういった経路を辿っているかまではちょっと分からないですが。

塩沢集落の様子時はこんな感じです。

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 少し時間があったので周辺を歩いてみましたが、集落といいながらほとんど人気は感じませんでした。空家ではないかという家も散見されました。

実際には塩沢集落も現在は数世帯が暮らすのみの限界集落になっているらしく、

ここから人が消えるのも時間の問題なのかもしれません。

すなわちそれは、小和田駅から徒歩1時間の範囲から人が消えるということなり、

この駅の秘境感がいっそう強くなる(もしかすると、いずれ廃駅という選択肢も取られるのかもっ知れませんが)。

 

ちなみにこの小和田駅を出て車道をたどっていくと隣の飯田線中井侍駅にたどり着けるようです。

ただ、地図で見る限りかなり迂回をしており、かなりの遠回りになりそうです。

 

まとめ

今回は飯田線小和田駅について取り上げました。

秘境駅の言葉にふさわしく、徒歩でしか到達できない駅で、

その徒歩の道も整備されていなくて、塩沢集落の人が日常的に使っているとは到底思えず、時代に忘れ去られた駅という感じを強くさせます。

 

でも取り残されているからこそ、随所に止まった時間と他の駅では見られない光景が見られ多くのファンの心をくすぐる のだと思いました。

 

塩沢集落までの脱出の道は登山レベルの準備をしてくるべきだと思います。

少なくとも滑らないような靴と十分な水分は必須です。

しかし、そこまでいかなくとも小和田駅から5~10分も歩けば天竜川の美しい光景が見られますので、

駅に立ち寄った際はぜひ少し歩いて天竜川の美しい光景を眺めてみてはいかがでしょうか。

*1:皇太子妃の旧姓の読み方は「おわだ」なので読み方は異なります

飯田線の秘境駅一日で全部降りてきたので紹介するよ

どうもこんばんは。

先日飯田線に乗ってきました。

飯田線は愛知県豊橋市豊橋駅~長野県上伊那郡辰野駅までを結ぶ路線(すべて二駅先の岡谷駅まで乗り入れ)で、どちらかと言うと地方間を結ぶ路線です。

またたこの路線秘境駅が多くあるということで、マニアには非常に有名な路線です。

 

そんな飯田線の中の秘境駅で今回降りたのは、豊橋を起点に

の6駅です。

この路線のチョイスは飯田線の中の秘境駅ランキングトップ50内に入っている駅を全部という基準の選定です。

どの駅も県境~長野県南部にあり天竜川沿いにあります(小和田のみ静岡県、残りは長野県)。

駅の雰囲気がどんな感じなのか一つ一つ見ていきたいと思います。

 

小和田駅

おそらく飯田線といえば小和田駅と言うくらい有名な存在なのではないでしょうか。

この駅は今回紹介する駅では唯一立派な駅舎があったり、列車交換設備の跡があったり、かつての栄光が伺えます。

その立派な設備とは裏腹に車でアクセスすることができず、

近くの集落までは登山のような道を1時間行かないといけないと言う駅周辺の寂れ具合のギャップがマニアの心をくすぐるのだと思います。

ホーム

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ここは秘境駅ランキング3位という日本屈指の秘境駅であるにもかかわらず、

所在地が政令指定都市浜松市というなかなか面白い駅です。

 駅はかつて列車交換をしていたのか反対側にもホームがあります。

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また、この駅は愛知、静岡、長野の3県境に位置しており、こんな木の標識もあります。

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実際の三県境は、この近くの天竜川の上です。

 

駅舎

駅舎は無人駅の秘境駅とはとても似つかわしくない、立派な建物です。

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駅舎の中はこんな感じですね。

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電車は1日8本くらい来ますので、時刻表だけを見ると大秘境駅の割には電車はよく来るなぁと言う印象です。

電話のマークはありますが、公衆電話は現在撤去されていて現在ありません。

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また、駅舎には国鉄時代からあるんじゃないかというような駅票ももあります。

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小和田駅については別記事で独立記事もあるので、

詳しく見たい方はこちらをどうぞ。

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中井侍駅

 中井侍駅は先ほどの小和田駅のお隣の駅で、ここから長野県に入ります。所在地は長野県下伊那郡天龍村

また、この駅は長野県の駅の中でもっとも標高が低い駅でかつ長野県の中で最南端の駅となります。

この駅はホームのすぐ傍が絶壁になっています。

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こちらは絶壁のすぐ上に民家があり、ホームの下側には茶畑があります。

ちょうど私が訪れた際も外に出て植木の世話をしていたので、2018年現在住んでいるようでした。

この家も他にも周辺にはわずかですが民家が点在しているようです(今回この駅には8分くらいしかいなかったので周辺探索は一切できていないのですが)。

一応駅のホームの端(上の写真のトンネル側)には車からアクセスできる道路があります。

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また、ホームの逆側の端には徒歩でしかアクセスできないような道もあります。

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最南端の駅がこのような秘境駅というのもいかにも果てという感じがしますよね。

地図上はこのあたりです。

 

為栗駅

 為栗駅は先ほどの中井侍駅から3駅先で長野県下伊那郡天龍村に属する駅です。

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この写真から見て右側が天竜川で、左側には民家がありましたが今は誰も住んでいないようでした。

このあたりも元々は、天竜川に沿って集落があったみたいですが、

平岡ダム建設による水位増加で消滅してしまいました。

 

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一応ホームから降りたところは整備されておりすぐ近くに橋があるので渡って向こう岸にいけます(といっても周辺にも橋を渡っても何もありませんが)。

この橋は二輪車は通ることができますが、自動車は通ることはできないので、

駅には車での到達はできなくなっています。

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 また、ここから歩いて15分くらい行ったところに飲食店があるようです。

周囲に民家等はなさそうなので、その飲食店が付近の人気を感じられる場所なのではと思います。

ちなみに、この辺りは信濃恋しがある箇所のすぐ近くで為栗駅から5分のところにあります。

下の写真は橋の上から撮影した天竜川ですがなかなかの絶景です。

そして、集落が沈んだということが実感できるくらい水深があるのが実感できます。

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田本駅

 田本駅は長野県下伊那郡泰阜村にある駅で、ここは中井侍同様駅のすぐ傍が絶壁になっています。先ほどの為栗駅から2駅先になります。

また、トンネルとトンネルの間に挟まれた駅で、山の斜面にボコッと駅だけ作りましたみたいな構造になっています。

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片側(天竜峡側)のトンネルが非常に短くトンネルの先から次のトンネルが見える面白い形をしていますね。

 この駅は出口が一つだけあり、豊橋側に階段がついていてそこから駅を出ることができます。

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 ただし、ここからは山道のような急坂を20分ほど歩くことになり、とても車や自転車で到達することが不可能な駅となっています。

 

田本駅は個別記事も書いていますのでどうぞ。

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金野

 金野駅は長野県飯田市にある駅で、先ほどの田本駅から3駅先の駅になります。

この駅は飯田線の中で最も利用者の少ない駅となります。

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 駅のすぐ傍にはには川側に降りていく舗装されていない道があります。

また、反対側の道は続いていてここから集落へ抜けることができます。

ここの道は割りと整備されていて道こそ狭いものの大型車でなければ自動車でも到達できる駅となっています。

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近くの民家まではこの橋を渡ってから、舗装された道を登っていくことおおよそ20分ほどで到達できます。途中で何件か廃屋がありますが、そこまでは本当に人影も全くないところを歩くことになります。

 

金野については個別記事がありますのでよろしければどうぞ。

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千代

 千代駅は長野県飯田市にある駅で、先ほどの金野駅の隣の駅となります。

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ホームのすぐ脇には民家があり(現在人が住んでいるのかどうかは不明)、上がっていったところにはすぐ集落があります。

また、駅のすぐ傍に畑が広がっており、当日人影は見なかったものの整備されていたことから人影が伺えます。

 

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また、これらの写真はホーム端っこの天竜峡駅側から撮影していますが、ホームの反対側の豊橋駅側の端にはアスファルトの道が続いており自動車等でアクセスすることも可能なようです。

 全体を通してこの駅は秘境駅でありながら、今回紹介したほかの駅と比べて人影の感じられる駅となっています。

 また、千代駅については独立記事があるので詳細はこちらからどうぞ。

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まとめ

今回秘境駅を6駅すべて回ってみました。

一日で普通列車のみで回ったので、それなりに大変でしたが

いつもいる都心を離れ、のどかな場所に繰り出す。

そして、一日中ほとんど誰とも会わない(実際には鉄道マニアには会いますがw)旅行もいかがでしょうか。

田舎にいる人から見たら退屈な場所に過ぎないのかもしれませんが、

観光地で人がごった返しているわけでもなく、都会の満員電車に揺られるわけでもなく

ただ絶景と、静かな時間が流れるところに身をおけること。都会人にとっては実は一番の贅沢なのかもしれません。

 

すべての駅ではないのですが、周辺を歩いてみたり、山道を歩いて周辺の集落まで脱出したりもしているのでそれはまた別記事であげたいと思います。

また、今回の秘境駅めぐりですが、下記ブログにあるダイヤを参考にし実施しました。

ありがとうございました。

www.kzlifelog.com

東海道新幹線に安く乗る方法

どうもこんばんは。

 

ところで、みなさん旅行の費用として大きくのしかかってくるものって交通費ではないでしょうか。

 

この交通費少しでも安くできたらって思いませんか。

そこで、今回は東海道新幹をテーマに、格安切符についていくつかご紹介します。

 

のぞみ

 まずはのぞみ号をとる場合についてです。

 東京-名古屋、東京ー新大阪等利用者の多い区間を移動される場合は、

のぞみを使うことが多いでしょう。

いくつかのぞみで安く取る方法をご紹介します。

パック旅行

まず、観光やビジネスなどでホテルと一緒に取る場合に

検討するべきは、パック旅行でしょう。

 日本旅行や駅探などホテルとセットとすることで、安く取ることができます。

各社様々なプランがありますので、自身が登録している旅行サイトなどで一度確認してみるといいでしょう。

 

 EX予約

ホテル等を取らない場合や片道しか切符が必要ない場合はEX予約が第一選択になります。

スマートEXであればクレジットカードが必要になりますが、登録は簡単にかつ無料でできます。

帰省や出張等で定期的に新幹線を使うことがあるという方は登録だけでもしておくことをオススメします(別途、エクスプレス予約もありますが、こちらは有料になるため特に意図がない限りはスマートEXでいいと思います。)

 

まず早いうちから予定が分かっている場合は、EX早特21で切符を買うといいと思います。

21日前まで購入することができる早割の切符です(JALでいう先得みたいなイメージです)。

expy.jp東京-新大阪であれば11000円(-3450円)、東京-広島であれば14,000円(-5080円)となります(どちらも平日の場合)。

じゃあこれ、21日より直前なら使えないじゃん!!

って思った方。

諦めるのはまだ早いです!!

設定される区間は少なくなりますが、EX早特が3日前までであれば使えます。

expy.jp

こちらであれば、東京-新大阪の設定はありませんが、

東京-広島であれば15,900円(-3,180円)となります。

早特21よりかは値段が上がりますが、正規で買うよりも安い値段で買うことができます。

スマートEXの予約の流れとしては、PCまたはスマホからネットで予約をして、

登録したICカードもしくは駅に設置してある専用の発行端末で切符を発券します。

端末から発行の場合は決済したクレジットカードが必要になりますのでお忘れなく。

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こちらは東京駅にある発行機です。

 

ただし、EX早特21、EX早特ともにGW、お盆、お正月は除外日になっていますので、その点は注意となります。

 

金券ショップに行く

今日急に新幹線に乗らないといけなくなったなどの場合に選択肢に入るのが

金券ショップで新幹線回数券を購入することです。

この筆者もEX予約などを知る前はよく使っていました。

東京なんかでは大きい駅の周りなら至るところにあるのであるので、

ちょっと探せばすぐ見つかると思います(中には駅構内で新幹線回数券を売っている挑戦的なお店もw)。

お店によって値段設定が違うのですが、筆者が買ったことがある東京-広島間で大体1000~2000円OFFといったところでしょうか。

ただしこちらもGW、お盆、お正月は除外日になっていますので、その点は注意となります。

 

行っトクか

日帰りのときしか使えないのですが、その場合は、

行っトクかシリーズが第一選択になります。

www.jrtours.co.jp

行っトクかシリーズはJR東海ツアーズの商品で

先ほど出た東京-広島の場合26,900円とEX予約よりもさらに安い値段で取ることが可能です。

チケットの郵送が6日前までの場合は6日前、支店受け取りの場合は3日前、来店申し込みの場合は前日まで受付が可能です。

ただし、こちらもお盆等除外日があるので、設定があるか上記リンクで確認してみましょう。

また、こちらは使える便が限られるので、実際にHP上で自分の目的地のツアーを選んでみて、予定と合致するか併せて確認してみるといいと思います。

 

 

EX予約を使った早朝ののぞみor速達型のひかり(グリーン車)

グリーン車を安く乗ると言う場合に限られるのですが、

先ほど説明したエクスプレス予約、スマートEXの場合グリーン早特を使うと言う手があります。

こちらは早朝ののぞみと、終日のひかりで使うことができます。

expy.jp

こちらは主要駅の設定だけなのですが、3日前までの予約で使うことができ、

概ね指定席とあまり変わらない値段から、1000円高いくらいの値段でグリーン車に乗ることができます。

特にEXグリーン早特が真価を発揮されるのが東京ー名古屋間で速達型のひかりに乗った場合になります。

速達型のひかりであれば、東京ー名古屋間でのぞみと比べて一駅停車駅が増えるだけなので、

所要時間が5分程度しか時間が変わらず、1000円増し位でグリーン車に乗れる(11830円、指定をとった場合11090円)ので、

のぞみのグリーン車取るくらいならこちらのほうがいいと思います。

速達型のひかりとそうでないひかりですが、所要時間の少ない(もしくは停車駅の少ない)ひかりを選んでおけば基本的にOKです。

 

こだま

時間がかかってもいいから安く行きたいのなら、

こだまにしてしまうのも手です。以下2つのプランを紹介します。

ぷらっとこだま

こちらはJR東海区間に住んでいる方は、至るところで案内されているので、

ご存知の方も多いのではないでしょうか。

 こちらは行っトクかと同様JR東海ツアーズの商品となります。

www.jrtours.co.jp

主要駅のみの設置となりますが、のぞみがとまらない浜松、静岡も対象となります。

料金は東京-新大阪10500円、東京-名古屋8300円となります。

申し込みは5日前までならネットででき、

店頭に行けば前日まで受け付けてもらえます。

また、他の切符と違って料金は上がりますが、繁忙期の設定もあります。

また1000~1500円増しでグリーン車にアップグレードすることも可能です。

 

こだまグリーン早特

グリーン車を使うでこだまを使う、またはゆっくりでもいい場合に個人的にオススメしたいのが、このこだまグリーン早特になります。

まず、JR東海区間であれば全駅があること、普通車指定を取るのよりもわずかに安い値段でグリーン車で行くことができます。

この全区間と言うのがミソで、私の場合

先日東京ー豊橋間でこだまグリーン早特を利用したのですが、8,620円でグリーン車でいけました

指定席を正規でとった場合は8940円。

しかも主要駅ではないので割引切符も、金券ショップに行くくらいしかないので、

事実上指定席よりも安い値段でグリーン車に乗っています。

また、豊橋のような駅ではひかりで止まる電車も2時間に1本くらいしかなく、

途中での乗換えを嫌がる場合はこだまで行くしかないので、

1本で行ける電車ではかなり最善に近い選択肢になります。

ちなみに東京-名古屋間でもこだまグリーン早特9000円、ぷらっとこだまグリーン9300円なので、こちらのほうが安くいけます。

 ただし、こちらはGW、お盆、お正月等の設定はないので、繁忙期の場合はぷらっとこだまを使うことになります。

 

ちなみに東京-豊橋を移動した模様を4travelにあげていますのでよかったらどうぞ

4travel.jp

 

まとめ

今回は新幹線に安く乗る方法を取り上げました。

それぞれの旅行プランに併せて最適な選択肢は変わってくるのですが、

自分のプランに合わせて適切な方法を使えば新幹線も安く乗ることが可能です。

是非新幹線に乗る機会のある方は参考にしてみてください。

 

鎌倉に行ったらココ!!(2018/06/30)~大仏と長谷寺の紫陽花を見ながら夏の始まりを感じた~

こんばんは。いりざーぬです。

先日鎌倉観光をしてきたのですが、

今回はその鎌倉観光の最終回です。

鎌倉は家から遠くないので、また行くことはあると思いますがね。

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今回は鎌倉観光として、高徳院(大仏のあるところ)と長谷寺に行ってきました。

どちらも近くにあるのでセットで訪れやすい場所になっています。

 

 

高徳院

 鎌倉に行ったらまず何であれ大仏ではないでしょうか。

私も何度か鎌倉に来ていますが、初めて鎌倉に行ったとき真っ先に行きました。

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こうやって人と対比してみると大きさがよく分かると思います。

大空の中人を見下ろすように座り込んでいる大仏は本当に圧巻です。

後ろの山と高さが変わらんw

この大仏面白いことに、体内に入ることができます。

この大仏の右側のところに入り口があるのでそこで受付をして入れます(有料ですが20円くらいです)。

 

体内に入るのは私も初めての体験でした。

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穴の開いたところが頭です。空洞になっているのがわかります。

所々継ぎ目が分かる形になっています。

これが高徳院室町時代の末までに作られたというのだからいかに人間の技術ってすごいなぁと思いました。

 

しかし、電気もないのに中が不思議と明るいぞ!!

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どうやら窓がついているみたいです。

暗い体内の中で光が差し込んでいて、体内の邪悪な雰囲気の中ここから逃げられますよ!!と言っているような一光といった感じでしょうか。

これがなかったらいられないと思います。

夏ということもありますが、中は暑くじめじめとしていてとても長時間いられる感じではありません。

そそくさと退散します。

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ちなみに裏側から見ると窓がはっきりと分かります。

ちょっと機械仕掛けな感じがしますね。

 

www.kotoku-in.jp

長谷寺

 長谷寺は有名な長谷観音で有名な鎌倉を代表するお寺です。

肝心の観音様は撮影禁止、入り口の部分は撮影しそびれたのですが。。

入り口の様子はHP貼っておきますので、こちらをご覧ください。

www.hasedera.jp

こちらの長谷寺は花の寺と呼ばれているだけあって季節に応じた植物がとてもきれいなお寺で、

本当に歩いているだけで楽しくなってきます。

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また、見晴台もあり鎌倉の景色が一望できます。

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ちょうど私が訪れたときは、紫陽花の季節で「あじさい路」で見ることができました。

(といっても紫陽花の終わりごろで枯れ始めていましたが)

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そして見晴台よりも高い位置にあるこのあじさいの路は景色が展望が超きれいなのです。

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夏ですねぇ。。

 

ちなみにですが、長谷寺は元日のみ日付変わってから無料では入れるので、

そのときには珍しい夜の長谷寺が楽しめます。

私も一度だけ訪れたことがあるのですが、昼間とは違った魅力があります。

どうやら初日の出も見れるらしいです

元日行ったときはわたしは海岸から初日の出を見たので、いつか訪れてみたいです。

アクセス

高徳院長谷寺も最寄は江ノ電長谷駅です。

高徳院

 ・長谷寺

鎌倉駅から20~30分くらいと言ったところでしょうか。

休日の江ノ電はかなり混みますので、激込みの江ノ電に乗るか、

ちょっと大変だけど鎌倉の雰囲気を楽しみながら徒歩でがんばるか好みでしょうね。

 

高徳院長谷寺どちらも鎌倉を代表するスポットです。

ただ、個人的にはこの二つであればはじめて行くなら、高徳院

何度か訪れている場合には長谷寺がオススメです。

 

大仏は迫力がありますが、いつ見ても同じ姿をしています。

一方で長谷寺は大仏ほどの派手さはないものの季節ごとに変わった姿を見せてくれますので、

何度訪れても楽しい場所でもあります。

 

夏直前の鎌倉!!(2018/06/30)~由比ガ浜で夏の香りを感じてきたよ~

こんばんは。いりざーぬです。

この記事は涼しい自分の家でビール飲みながら書いているのですが、

先日真夏のように暑い鎌倉に行ってきました。

 

ちょうど関東では異例6月に梅雨明けしていたので、

6月と言えど夏といっていいのですが、とはいえまだ6月。

 

今回は由比ガ浜周辺に行った模様をお送りします。

当日は鎌倉駅から徒歩で行きました。

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由比ガ浜まで抜ける道です。

 

由比ガ浜

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こんな感じでまだまだ、海開きに向けて準備が着々と進められている最中なのですが、

もうすでに泳いでいる方もいらっしゃいました。

これから夏に向けて人がもっともっと増えていくのでしょうね。

写真に写してはいませんが、

川の流れ込みのところでは小さい子供が沢山遊んでいて、夏の始まりを感じさせました。

 これから真夏の時期になったら人がごった返すことになりますw

 

それとびっくりしたのが、鎌倉の水が意外にきれいだったことですね。。東京近郊なのでもっと汚いイメージがありました。

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写真ではうまく取れていませんが、稚魚が沢山泳いでいて

こんなにも生命の育みがあり、それを追いかける子供があり、すごく楽しそうでしたよ。

 

タンコロ

由比ガ浜目の前には海浜公園があり、

そこには初代江ノ電の107号(通称タンコロ)が置かれており、

2018年現在、9:00~16:00の間自由に中に入れるようになっています(雨天時は閉めているみたいです)。

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ちょっと朽ちているあたりが時代の流れを感じさせます。

一方で中はきれいに保全されていました。中で一休みしました。

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運転台も残されています。

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全然この電車が走っていたころの世代ではないのに、どこか懐かしさを感じさせますね。

 

夏直前の由比ガ浜の賑わいに反して、こちらには静かな時間が流れていました。

おそらくこちらの中に来るのもたまたま通りがかった人くらいなのでしょうね。

 

何度か鎌倉に来たことはあるのですが、由比ガ浜江ノ電が止まっているのははじめて知りました。ちょっとした穴場スポットだと思います。

 

アクセス

由比ガ浜ですが、江ノ電で二駅の位置にあります。

ただし休日は江ノ電がかなり混む上に鎌倉駅から歩いても20分ちょっと位なので、

鎌倉の町並みを感じながらブラブラ歩いてきても楽しいと思います。