岐阜長良川の鵜飼のレビュー
どうも。こんばんは。
2018年の夏青春18切符を使って0泊2日という強行スケジュールで岐阜まで鵜飼を見に行ってきました。
朝5時に起きて東京駅から上野・東京ラインに乗り込み、
途中寄り道をしつつも東海道線をひたすら乗り継いで岐阜まで向かい周辺散策をして夜鵜飼の見物をして
帰りはムーンライトながらで帰ってくるというなかなか無茶な計画で行ってきました。
お盆時期に行ったので、混んでいてよく見えなかったり
多少残念なところもあったのですが、今回はその長良川の鵜飼の紹介です。
鵜飼とは
鵜飼とはご存知の方も多いかと思いますが、
鳥の一種の鵜を使って鮎などの魚を取る漁法のことです。
船上で火をたいて、鮎をおびき寄せた状態で
鵜に鮎を飲み込ませて、魚を取ります。
鵜の首元は紐で締められていて胃の中までは入らないようになっていて、
取った魚は吐き出させて獲る仕組みになっています。
こちらは実際に長良川の鵜飼で私が撮った写真です。
あまりいいレンズで撮っていないので若干わかりにくいのですが、
船の上で火をたいていて、紐で鵜を携えて漁をしている様子がわかるかと思います。
伝統的な漁法ではあるのですが、現在ではショーとしての側面が強いようです。
例年夏前後の時期に行われ、この後紹介する今年の長良川の鵜飼は
5/11~10/15まで実施されています。
実際に見物してみた
見物する方法は二つです。
・観覧船に乗る
・川岸から眺める
観覧船に乗るのが一般的かと思いますが、川岸からでも鵜飼の迫力は伝わらないものの
遠くから眺めるのも違った風情があってよかったです。それぞれご紹介します。
観覧船
観覧船の場合事前に予約をされることをお勧めします、
私は当日突撃して空きがあったので入れてもらえましたが、行ってみて乗れなかったーとなると悲惨なので。。
予約はHPまたは電話からできます。
ぎふ長良川鵜飼
料金は3400円ほど。
観覧船はこんな感じです。
実際には何隻もとまっていて
観光客はそれぞれに振り分けられ観覧をします。
時間になると手漕ぎで鵜飼をやっている付近まで行き実際の鵜飼を観覧することになります。
主に鵜飼の観覧の種類は以下のようなものがあります。
- 狩下り…実際に鵜飼をしている船とぴったり併走して、鵜飼を観覧
- 付け見せ…実際に鵜飼をしている船の付近で低へくさせ、鵜飼を観覧
- 総がらみ…鵜飼をしている船が川に沿って横一列に並び鵜飼をしている様子を観覧。
混雑状況によって「狩下り」または「付け見せ」のどちらか一方を観覧し、その後「総がらみ」という流れになります。
私のときはちょうどお盆時期で混んでいたため、併走できる以上の遊覧船がいたため「付け見せ」と「総がらみ」となりました。
付け見せ
観覧船が出船すると少しだけ上流に上り船が停泊します。
その停泊した舟から川を下って鵜飼をしている様子を観覧します。
鵜飼をしている船が何船かあり、それが順に鵜飼をしていく様子を眺めることとなります。
実際こんな感じです。
運がよければ鵜が魚を咥えている様子が見られるらしいです。
この付け見せですがまず鵜飼の船が下っていき、
その後観覧船の逆側に回り川を上って鵜飼をしていきますので、
観覧船の前側か後ろ側に座れればそれなりに見えるのですが、
真ん中になってしまった場合かなり見にくいという欠点があります。
また、前後が取れても鵜飼の船からは距離があり、ちょっと見えにくいです。
先ほどの写真も前よりの席から一眼レフの焦点を割りと望遠側(104mm)で撮影した写真なので、肉眼だと少し辛いかもしれません。
実際にスタッフの方と話したときも空いているときであれば、
「狩下り」になるので近くで鵜飼の様子が見られ迫力がかなり違うとのことでした。
始まったばかりの5月ごろは割りと人が少ないらしくオススメめとのことです。
総がらみ
総がらみは、鵜飼のクライマックスに行われる漁法で
6隻(私が行ったときは1隻欠席だったのですが)の船が平行に並び鮎を浅いところに追い込みながら漁をしていく手法です。
先ほど付け見せで見た船が少しずれながら平行に並ぶため
暗い中で何隻もの船が火がともして川を下っている様子はなかなか幻想的です。
ただ、先ほどは1隻ずつゆっくり見られたのがこちらは一気に全部の船が動くのですぐに終わってしまいます。
総がらみが終わると船は停泊場に戻ります。
川岸から
鵜飼開催中に川岸から見ることもできます。
こちらの場合はもちろん無料です。
川岸から見た場合そこまでの迫力は期待できないのですが、
遠くにぼんやりと火を焚いた船が浮かんでいてそれを眺めている人がいる光景がなかなかよいです。
先ほどの総がらみなんかはこちらの方が遠くから見ている分かえって見やすいかもしれません。
見ている人が全くいないわけではないですが、
こちらは静かに見れるので、のんびりしたい場合などはオススメです。
また、繁忙期は2回鵜飼を実施するので、
一回は遊覧船に乗って、もう一回は川岸から見てみてもまた違った魅力が感じられるのではと思います。
周辺散策
鵜飼が始まる前後の時間で、周辺の散策で時間をつぶすこともできます。
昔ながらの街並みが残っています。
観光用のスペースだけでなく普通に住民が生活されている場所となっています。
このように銀行などがあったり、郵便局などもありました。
船乗り場の目の前には、休憩スペースもあります。
こちらの休憩スペースではお土産等の取り扱いや飲み物の提供があります。
そこで私が頼んだのはこれ。
モヒートです。
基本的に甘い飲み物嫌いなのですが、こちらは長良川サイダーを用いられて作られた
モヒートになっています(もちろんサイダーそのものの販売もあるのでお酒が苦手な方はそちらを)。
飲んだ感じは実際のモヒートよりやや甘みが強かったので、長良川サイダー自体が少し甘いのかも。。。
また、船着場のすぐ目の前には、岐阜公園があります。
岐阜公園からは岐阜城へと続くロープウェイやハイキングコースもあり、
昼~夕方は岐阜城、夜は鵜飼といった楽しみ方も可能です。
スマートEX一周年記念早特21の特別価格がオトクだよ
どうもこんばんは。
今回はスマートEXについてです。
スマートEXは東海道新幹線のweb予約のサービスで、
クレジットカードさえあれば、誰でも登録できます。
単に切符予約ができるだけでなく割引の商品もいくつかあるのですが、
今回は割引商品の一つ「早特21」が限定で特別価格で販売されます。
今回はせっかくなので早特21の紹介と、今回の特別価格の紹介をしたいと思います。
早特21とは
早特21とは文字通り、1ヶ月前〜21日前までの予約すれば定価よりも安い値段で
6時台、11時〜15時台ののぞみの切符を買うことができるサービスです。
飛行機に乗る方だとJALの先得とかANAの旅割の新幹線ヴァージョンだと思ってもらえれば大丈夫です。
具体的な値段は、例を挙げると
- 東京〜名古屋 8800円(2290円引き)
- 東京〜新大阪 11000円(3450円引き)
- 東京〜広島 14000円(5080円引き)
となっています(近遠距離や主要駅の発着でない場合設定がない場合がありますので、
ご希望の区間で設定があるかは下記リンクで要確認
大体、東京・品川、新横浜、名古屋発着の近すぎず遠すぎない主要駅区間は設定があります。
https://smart-ex.jp/common/download/pdf/ex2017_fs_21_price.pdf
発券さえしなければ変更後の切符との差額を払えば何度でも変更可能なので、
非常に使いやすいサービスとなっています*1。
予約方法も簡単で、PCやスマートフォンなどからログインし、
乗りたい日と時間を入力して検索するだけ。
検索して21日より前であれば、早特21が選択できるようになっているので、
それを選択して予約すれば割引価格で予約できます(早特切符は数量限定なので早特切符だけ売り切れていることもあり)。
早特であっても座席指定をすることもできます。
注意点としては、乗車券と特急券の分割ができず、
新幹線の到着駅まで有効なので到着駅からの切符は別途購入する必要があります。
今回の割引内容
今回期間限定の特別価格として
- 東京〜名古屋 7800円
- 東京〜新大阪 10000円
- 東京〜広島 13000円
利用期間:2018/10/10〜11/11
発売期間:2018/9/10〜10/21
と大体従来より1000円安い感じですね。
特に東京〜名古屋7800円はかなり魅力的だと思います。
ただ利用期間中は三連休がないので、上手いこと閑散期に入れてきた感じがします。
ちなみに私はこの期間中に広島に用事があるので、
JALの航空券抑えているのですが、先得タイプA(28日前まで予約)で
羽田〜広島 11290円(クラスJ)
広島〜羽田 13690円(クラスJ)
合計 24980円
で抑えていて、クラスJなので普通席より片道1000円位高いこと考慮すると航空機で大体23000円位。
リムジンバス代とか考えると下手すると飛行機より安い価格になっています。
なかなかいい価格をついてきたなぁ、これだったら新幹線でよかったかもと思いました。
もう取っているから飛行機で行きますがw
まとめ
いかがでしたか。
スマートEXは様々な商品があり、クレジットカードさえあれば
ネットで新幹線のチケットが手配できます。
安いだけでなく発券も窓口に並ばず券売機でできますし、
SuicaなどのICカード紐付けておけばチケットレスで乗ることもできるので、
とてもオススメです。
特に早特21は航空機を意識しているのか、割引率が大きくとてもお得にのぞみに乗車できます、
ちなみに東海道新幹線を安く取るみたいな記事は過去にも書いていますのでこちらもどうぞ。
www.irizanu888.com
また、新幹線については安い切符の取り方などいいネタが出てきたら取り上げます。
それでは。
*1:裏を返すと発券後変更が効かないので、私はいつも直前で発券しています
たんばらラベンダー号でいくラベンダーパーク
こんばんは。
二週間くらい前になるのですが、知っている方に誘っていただき
たんばらラベンダーパークに行ってきました。
たんばらラベンダー号の運行も終わりましたし、
ラベンダーパークの今年の営業がもうすぐ終わるので今更感が強いのですが、
ラベンダー号の紹介と併せてご紹介いたします。
たんばらラベンダー号
たんばらラベンダー号は夏の臨時快速列車で、
上野~沼田(群馬県)までを結びます。
○下り
上野(8:00)~沼田(10:25)
○上り
沼田(16:58)~上野(19:25)
といったかたちで運行日に一往復しています。
また、たんばらラベンダー号と接続をとる形で、たんばらラベンダーパークへのシャトルバスが
大人1030円で運行されていました。
○行き
沼田駅(10:45)~たんばらラベンダーパーク(11:30)
○帰り
たんばらラベンダーパーク(15:45)~沼田駅(16:30)
車両
使用車両は485系のジョイフルトレイン、リゾートやまどりです。
主に上越線、吾妻線などで休日に使用されている車両となります。
座席は2+1の3列となっていて、ゆったりとしています。
1の席も、通常の特急などの席と同様に回転させることができるのですが、
やっている人を見るに若干取り調べっぽい感じが私はしました。
1の席は一人旅用な感じがします(見慣れないだけだと思いますがね)。。。
テーブルはいわゆる背面テーブルです。
また、写真には写ってないですがフットレストがついています。
グリーン車でもないのにフットレストつきの車両も珍しいのではないでしょうか。
2+1でゆったりもしていますし、快速列車としてはかなりレベルが高いと思います。
それ以外にも先頭車と最後尾者に展望席が完備されていたり、
キッズルームが完備されていたりもします。
切符
前者指定の快速列車となりますので、
乗車券とは別に座席指定代として520円かかります。
また乗車券ですが、快速列車なので青春18切符で行くことができます。
最初は青春18切符で行くつもりだったのですが、
家に忘れてしまったので、普通に乗車券買えばいいものを
とっさに思いついたのがこんな切符です。
言ってしまえば休日おでかけパスが神保原まで有効なので、
休日お出かけパス+神保原からの乗車券です。
上野駅からの乗車券で計算すると
通常の乗車券…2592円(IC価格)×2= 5184円
休日パスで行く…2670円(休日お出かけパス)+970×2=4610円
500円程度安くいけます。
デメリットは自動改札が通れないので、有人改札に回る必要があることですかね。
500円の差額なら有人改札でもいいのではないでしょうか。
休日お出かけパスは目的地によっては往復するだけで元が取れる場合があるので、
遠出される場合とかは検討の余地ありと思っております。
使ったことがない方はこんなものがあるんだなぁ位覚えておくといいと思います。
ちなみに、話はそれるのですが、
リゾートやまどりの中で押された検札印(写真下)、沼田駅での無効印(写真上)がなかなか凝ってます。
沼田の迦葉山の天狗をモチーフにしたスタンプがかわいい。
たんばらラベンダーパーク
先ほどもご説明しましたとおり、沼田駅からたんばらラベンダー号を下りると
シャトルバスが待っていますのでそちらに乗り込んで、たんばらラベンダーパークに向かいます。
ちなみに沼田駅はこんな感じです。
ここから、バスに乗って45分ほどで到着するのがラベンダーパーク。
入り口はこんな感じです。
そして入り口を入ると、斜面にラベンダーをはじめとするさまざまなお花が広がってます。
ちょうど私が行ったときは8月の中旬で会場では、ラベンダーが見ごろやや過ぎたくらい(遅咲きのがいい感じ)でした。
ラベンダーのほかにもアナベルやサルビアなどさまざまな花が咲いていますので、
なかなか見ごたえがあります。
ここは冬はスキー場として使われていて夏場このようにラベンダー畑となっていることなので、
リフトもあり、たんばらラベンダーパークの営業中も乗ることができます。
また、ウォータースライダーもあり、子供から大人まで楽しんでいました。
同伴者に写真撮ってあげるからウォータースライダー滑ってこいと煽られましたが、高所恐怖症の私は無理ですw
ちなみにわたしが行ったとき(8/12)は天気もあまりよくなかったせいかかなり涼しかったです。
天気によって気温差はかなり差があると思いますが、
ノースリーブで行ったら寒いくらいだったので、気温には注意しておいたほうがいいと思います。
まとめ
いかがでしたか。
なかなか東京近郊でラベンダーが楽しめる場所ってなかなかないので、
面白い場所紹介してもらったなぁというのが感想です。
リゾートやまどりにも初めて乗ったのですが、かなり快適な列車でした。
これはまた乗ってみたい。。。おススメです。
それでは。
ムーンライトながらってどう?雰囲気は?OL一人旅に使用したのでお答えします
どうもこんばんは。
今回はムーンライトながらについてです。
今まで乗ったことなかったのですが、
今回ムーンライトながらに下りと上り一回ずつ一人で乗る機会がありました。
治安悪いって聞いているし女一人で乗って大丈夫か?とか若干気になっていたのですが、
乗ってみて感じるところとかありましたので、今回取り上げさせてもらいます。
ムーンライトながらとは
ムーンライトながらは夜間列車で東京~大垣間を結ぶ快速列車で上り、下りとも一日一往復運行されています。
現在は定期運行ではなく、青春18切符の時期の一部のみに臨時列車として運行しています。
時刻表は2018年夏期は以下のとおりでした。
下り
運行日:7/27~8/18
駅名 | 時刻 |
---|---|
東京 | 23:10 |
品川 | 23:18 |
横浜 | 23:36 |
小田原 | 0:31 |
沼津 | 1:08 |
静岡 | 1:50 |
浜松 | 3:15 |
名古屋着 | 5:19 |
名古屋発 | 5:21 |
岐阜 | 5:41 |
大垣 | 5:50 |
上り
運行日:7/28~8/19
駅名 | 時刻 |
---|---|
大垣 | 22:48 |
岐阜 | 22:59 |
名古屋着 | 23:18 |
名古屋発 | 23:20 |
豊橋 | 0:18 |
浜松 | 0:55 |
静岡 | 1:55 |
沼津 | 3:19 |
横浜 | 4:41 |
品川 | 4:57 |
東京 | 5:05 |
下り、上りともに185系の車両が使われています
こんなやつです。
車内はこんな感じ。
残念なことに、シートの下に暖房設備があり足が伸ばせないという
休むには致命的な欠点があります。
またあくまで快速列車であって、寝台車ではないので電気は消えずずっとついたままです。
寝ている人に配慮して車内放送は深夜の時間帯はなされないようになってますので
仮に静岡県内で乗り降りされる場合には、自己管理をしておく必要があります。
料金と切符
快速列車ですが、全車指定のため乗車券のほかに、指定券520円が必要になります。
結構な人気列車なので指定券は発売と同時に予約されることをオススメします。
私は上り下りともえきねっとの事前予約で問題なく取得できました。
また乗車券も必要となり東京~大垣間乗りとおすなら6800円
ですので指定券と合わせて7320円で東京~大垣間乗ることができます。
ただ、快速列車ですので青春18切符が使えますから、
乗車券を青春18切符にする方が多いんじゃないでしょうか(そもそも青春18切符の時期の臨時列車なので)。
昨今では夜行バスも多くなっていますからこの値段出せば消灯して、足を伸ばして
東京~名古屋間を移動することができるので、
正直わたしは正規の乗車券買って乗る価値はないと思っています。
青春18切符移動の手段でしょうね。。
ただ、青春18切符のルールとして1回分は一日有効と言うルールなので、仮に東京から大垣まで乗った場合は
東京~小田原間で一日分、小田原~大垣で一日分と計二日分の18切符を消費してしまいます。
しかも東京~小田原間が1490円と青春18切符一日分2370円より安いので
別の用途で一日青春18切符で旅をしていた場合や、
青春18切符が余っててしょうがないので損でもいいから使いたいと言う場合でなければ
小田原までJRまたは小田急にて事前に移動して、小田急から18切符の利用を開始するか
東京ー小田急まで乗車券を別途買ってしまうのがいいでしょう(上りの場合も同様に大垣~豊橋が1940円なので別途乗車券準備の方がわずかに安くなります)
私が下り乗ったこと機の切符はこんな感じです*1。
私はこの後熊本県の八代まで行きましたので
2370(青春18切符1日分)+1490(東京~小田原乗車券)+520(ムーンライトながら指定券代)=4380円
で東京から熊本までいけたことになります*2。
上りのときはそれまで列車を乗り回していて青春18切符を切っていたので、
豊橋までの乗車券を買わずに青春18切符を二日分出しました。
客層
客層については、私が乗ったときはほとんどが男性と言った感じですかね。
女性もいないわけではないですが、単独ではなく大体カップルとか夫婦で乗っている印象がありました。
年齢層も性別関係なく10~20代くらいの学生層か、中年以降の世代が多かったように思います。
私が30代前半なのですが、同じくらいの年齢層の人はあまりいない印象を受けました。
年齢層が高めの方は全般的に鉄道が好きなんだろうなという乗客が多く、
他の列車以上に到着時にホームで車両の写真をとっていたり
電車の中で雰囲気や車両番号などを撮影している人が他の列車以上に多いように感じました。
鉄道ファンの層が多いので、あまり鉄道に興味のない方であれば乗ったときに抵抗のある方もいるかもしれません。
私もここ最近、鉄道によく乗るようになっただけで、
そこまでコアなファンと言うわけでもないので感じることがあるのですが、
鉄道が好きな方が集まっているのって、言葉では説明できない独特な雰囲気があるんですよね。。。
そういうのが気にならない方なら大丈夫だと思います。
一方治安ですけども、聞いていたほど悪いようには感じませんでした。
又聞きで盗難などが多いとは聞いていましたが、
そんな殺伐としている感じもしませんでした。
ただ、お休みもされるので貴重品の管理などは、
肌身離さず持ったまま休むとか、取り出しにくいところにしまうとか注意したほうがいいと思います。
ムーンライトながらのメリットとデメリット
次はムーンライトながら自体のメリットとデメリットです。
メリット
なんといっても青春18切符と組み合わせでかなり安くなることではないでしょうか。
ムーンライトながらを青春18切符の移動に組み込めば、
普段ならホテル等で寝ている時間を青春18切符移動に当て込めるので、
安く有効にいけると思います。
また、東海道というのも大きいですよね。。
静岡県内を東海道線で横断したことある人なら分かると思いますが、
とにかく長い時間ロングシートに揺られなくていいというメリットは大きいと思います。
デメリット
車両の紹介でも書いたのですが、
とにかく電気が消えない+足が伸ばせないですね。
電気が消えないので、仕事帰りにそのまま下りに乗ったときなんかほとんど寝れなかったです。
アイマスク等準備しとかないときついものがあります。
また、私が身長175cm超えててかなり高身長な方なのですが、
足のやり場に困りました。。
降りてからも足に血がいっていないのか、ずっと足が痛かったです。
あと、女性の場合は化粧落としたりとかするのは難しいので、
事前に化粧落とした上で乗車されることをオススメします。
あと、歯を磨くくらいならできますが、
化粧したりとなるとちょっと厳しいので、目的地着いてからどこかで時間をとる必要があります。
当然シャワー等もないです。
オススメ座席は
えきねっとの事前予約などで取れる場合は、窓際、通路際で選ぶことができると思いますので
窓際通路際のいいところと悪いところをあげておきます。
窓際
窓際のメリットとしては、隣の人がトイレに立ったりしても
気にしなくてよかったり、車内を通行しているのが気にならないことですね。。
窓にもたれかかって寝るということもできます。
反対にデメリットとしては、隣の人が寝ていた場合にトイレ等で外に出られないことと、
通過駅の明かりが気になったり、貨物とすれ違ったときに窓に振動が来るのでそれが気になると言うことですかね。
通路際
通路側だと、席を立ったりしやすいことと
貨物の通過とか外からの影響を受けにくいというところですね。
反面車内を移動している人は気になると思いますが。。
また、窓際の人がトイレ等で席を立つときに起こされるという欠点もあります。
私はやや通路側に分があるかなと思っています。
正直車窓もほとんど見えないし、窓際だと外の環境が気になってしょうがなかったです。
運悪くおなか壊したりして、何度も席立つことになっても大変ですしね。。
逆に自分はトイレもあまり行かないし周りがどうだろうと、
寝れるという自信のある方は窓際がいいと思います。
日本最南端の駅西大山に電車と車以外にバスで行く方法を紹介します
どうもこんばんは。
この夏九州を旅行してきたのですが、
その際に折角だから日本最南端の駅西大山駅に行ってみようず、
行程的に電車で行くのは厳しそうだけど、
事前に調べた情報だとバス停から20分くらい歩けばいけるらしいのでバスで行ってみようと思ったのでした。
早速いぶたま5号を降りて、指宿駅にある観光協会で聞いてみました。
私「西大山駅に行きたいんですけど。徳光小前バス停から歩けるらしいんですけど、どのバス乗ればいいですか?」
協会の人「そんなバス停ありましたかね、、、そもそも便利の悪いところにあるので
列車かタクシーじゃないと厳しいですね。次の列車まで待たれたらどうでしょう?」
私「…次の列車。2時間後なんですけど、、、、
この後、枕崎まで行きたいのに…そんな時間に列車乗ったら西大山だけしか行けんし、、無理や!!!
そもそも西大山で何時間列車を待つ羽目になるんや!!」
…
とまぁ長い前置きはおいて置いて、さすがに観光協会の方も細かいバス停まで覚えていないのは当然だし
大して調べていかなかった私が悪いのですが、
その後指宿駅の近くにある鹿児島交通の方に相談をし、
グーグルマップとお友達になりながら、指宿駅からバスと徒歩で西大山駅にたどり着けました。
元々、指宿枕崎線は指宿の隣の駅の山川駅まではそれなりに本数があるのですが、
それ以降の駅はぐっと数が減ってしまうので、時間帯が悪いと私みたいになることも十分ありえるので、
もし時間帯が合わない方などの参考になるかなと思い紹介します。
バスについて
バスでの最寄は指宿駅前から出ている山川駅、長崎鼻、開聞駅方面のバスに乗ります。
そこで「徳光小前」というバス停での下車となります。
大体指宿駅からの乗車時間は大体30分ほどになります。
徳光小前に止まるバス自体はいくつかあるようですが、それぞれの便数は決して多くないので
最新の時刻表は電話にて事前に問い合わせるか、
指宿駅前に鹿児島交通の営業所があるので、そちら確認したほうがいいと思います。
とあるサイトのネットにある時刻表をこちらの営業所で見せたのですが、
あ~このサイトの時刻表古いですねーって言われてしまったので
最新のものは直接問い合わせたほうがいいです。
指宿駅前の鹿児島交通の事務所はこんな建物です。
この建物の前までバスが来ます。
中はスタッフがおり、どのバスに乗ればいいか教えてくれたり
簡単な待合スペースもありました。
路線図があったので貼っておきます。
真ん中したあたりに今回降りる徳光小前のバス停があります。
指宿市内バス路線図
ちなみに今回わたしが乗ったのはイッシーバスというコミュニティーバスのようでした。
開聞・徳光・成川線というダイヤのバスで火曜日、木曜日、土曜日週に三回に往復しているバスになります。
イッシーバスの時刻表はこちらから。
www.city.ibusuki.lg.jp
バス停からのアクセス
バス停からは2kmくらいの道を歩くことになります。
ちょっと歩く距離は長いのですが、道自体は難しくないです。
下記の地図をご覧ください。
実際にバス停から歩いてみた
そしてこの道がなかなか最果感があり楽しい道でした。
バス停降りてしばらくはこんな田舎町の住宅地の風景です。
しばらく歩くと上の地図にもある徳光神社
この写真の右脇の道を抜けていくことになります。
そして抜けていった道がこんな感じ。
なかなかの絶景です。
沖縄の小浜島にあるシュガーロードを髣髴とさせるような道になっています。
そして一面に広がる畑の景色。。
畑の奥を見渡すと線路がありちょうど指宿枕崎線上り列車が来ていました。
運がいいとこんな光景も見られると思います。
畑道では常に開聞岳が一望で来ます。
山脈のように他の山と連なっているわけでもなく、唐突に高い山がある感じいかにも火山って感じですよね。
富士山の雰囲気と似ている気がします。
そして、このまっすぐの畑道を直進しきると見えてくるのが西大山駅です。
ちなみに西大山駅のすぐそばにある踏切が日本最南端の踏切らしいです。
こんなの↓
完全に草に覆われた踏切です。なかなかの秘境感がある踏切です。
西大山駅
西大山駅自体は無人駅で、周囲も畑が広がるくらいで特に何もないのですが、
駅には大きな駐車場もあり観光地の一つとなっています。
滞在した間常に観光客が途絶えることがなかったです。
しかしその観光客のほとんどは、車で来ているような感じでした。
ましてバスで来たのは私くらいだと思います。少なくとも徳光小前で降りた人は他にいなかったので。。
駅をバックに開聞岳が見えなかなかいい景色となっています。
また、駅に設置されている黄色いポストも印象的です。
また、駅前には観光案内所兼道の駅のような商店もあり、
こちらで食事やお土産、到着証明書など売られています。
特産品とかも売られていたので、時間つぶしにはいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか。
正直私も2km歩くのつらいなぁと思っていたのですが、いざ歩いてみると
絶景が広がっておりいつも都会で過ごしている身としては新鮮で楽しかったです。
駅も最南端と言うだけあって周囲に何もなく、線路も草に覆われているような秘境感の漂うところとなっています。
電車も少なくなかなか車以外でいくことは難しいのですが、
もし時間が合えばバスで到達してみると言うのもどうでしょうか。
到着したときの感動も少し違うと思いますよ。
ではまた。
飯田線の秘境駅田本駅の集落へと続く道が凄過ぎた…
どうもこんばんは。
ちょっと間が空きましたが、飯田線秘境駅のご紹介です。
今回は田本駅のご紹介です。
田本駅は長野県泰阜村にある駅で、
周辺に住宅等はおろか歩き以外では到達できないようなところになっており文字通りの秘境駅となっています。
今回は、その田本駅のご紹介と泰阜村への集落へと続く道をご紹介します。
飯田線秘境駅全駅のご紹介はこちらから
↓
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ホーム
ホームは絶壁を走る線路に取ってつけたような形で設置されています。
降りてみるとなかなか圧迫感があります。特に電車が止まっているときはなかなかそれが強く感じられます。
この写真は豊橋方面なのですが、反対側の天竜峡方面はこんな感じ。
飯田線はトンネルが多い路線なのですが、この田本駅はトンネルの間に挟まれた駅でそれがより一層圧迫感を強く感じさせます。
また、この天竜峡駅側のトンネルはあまりに短く、トンネルの先からすぐ次のトンネルも見えます。。
田本駅には駅舎のようなものはなく、簡易的な待合スペースがあるのみです。
また、待合スペースに田本駅からの避難をする案内が。。。
この橋を渡らない中学校に至る方の道は
この後集落へ抜ける道として紹介しますが、
そんな簡単に避難できるかい!!っていう道ですw
留まった方が安全なような…っていうか避難が必要な時は飯田線止まるやろ、、
ということで、いよいよ田本駅脱出への道へご案内します。
脱出田本駅
田本駅はGoogleMapで見るとこのようなところにあります。
地図で見ると道のないところに駅がポツネンとある感じですが
奈川のあたりに駅に続く道があります(先ほどの避難経路の案内はこのGoogle MAPで書かれていない道を補完してくれています)、
この集落への入り口になっているところまでをこれから紹介していきます。
まず、ホームからの出口はこんな感じです。
この辺りは整備されていて急な階段ですが、まだまだ普通に到達できます。
ホームへの眺めがなかなかいいですね。
ここから数分歩いただけで一気にほとんど登山のような道が出現します。
かなり急な道です。急さでは前に紹介した小和田駅に匹敵するか下手したらそれ以上の道になっています。
途中こんな崩れそうな(いや少し崩れている)橋を通ることになったり。。
また、急な坂道が現れたり、などなどこんな道を延々といくことになります。
実際私もこれらの写真を撮りながら歩きましたが、結構きつい道のりです。
人気も皆無で歩いていて不安になってくるほどでした。
こんな山道を20分くらい歩けば田本駅入口へたどり着けます。
この裏側が奈川という商店になっていて私が行ったときは閉まっていましたが、
自動販売機の設置はありました。
夏とか厳しい時期に行かれる方には朗報ではないでしょうか。
私は始発から当日箱ダイヤで飯田線の秘境駅を回っていて
ここが最終地点だったので、35度を超える猛暑の日一気にここで生き返ることができました。
指宿のたまて箱乗車レビュー(2018/08/04)
どうもこんばんは。
前回、前々回と紹介してきた観光列車に続いて、
今回も観光列車、指宿のたまて箱の紹介です。
前回と前々回の記事はこちら
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今回で九州の特急シリーズは最終回になります。
また九州を旅行することがあればレポートします。
ちなみに、九州旅行ネタはもう少し続く予定です
(他の旅行記事も書いていないものがいっぱいあるので、そちらを先に書くかもしれませんが)。
指宿のたまて箱とは
指宿のたまて箱は指宿枕崎線のうち鹿児島中央~指宿間を走る特急で一日3往復運行されています。
○下り
鹿児島中央 | 指宿 | |
---|---|---|
指宿のたまて箱1号 | 9:55 | 10:47 |
指宿のたまて箱3号 | 11:57 | 12:47 |
指宿のたまて箱3号 | 14:02 | 14:58 |
○上り
指宿 | 鹿児島中央 | |
---|---|---|
指宿のたまて箱2号 | 10:57 | 11:48 |
指宿のたまて箱4号 | 12:56 | 13:49 |
指宿のたまて箱6号 | 15:07 | 16:00 |
実際に鹿児島中央駅に入ってきた列車を清掃し、乗客を入れていたので
鹿児島中央~指宿間でピストン運動をしている感じだと思います。
客が多い場合にははやとの風の車両を連結して運転することもあるようです(私が乗車したときがそうでした)。
愛称は「いぶたま」です(この記事でも以降は正式名称が必要でない限りいぶたまと記載します)。
車両
車両はキハ47の改造車を用いています。車両はこんな感じ。
白と黒の二色が基調で国鉄車両と言う割には、どことなく威厳というよりかはむしろかわいらしさがあります。
また、駅到着時にたまて箱をイメージした霧吹きが出迎えてくれます。
車内
車内はさらにかわいらしくなっています。こんな感じ。
客船を倣しているのかチーク材を使っております。
のれんや、飾られているものさまざまなところまで凝った作りになっています。
その他写真は撮りそびれてしまったのですが、本棚や玉手箱の装飾など非常にかわいい車内となっていますので、
ぜひ乗られた際に確かめてみてください。
また、展望にも工夫がなされていて海側には窓を向いたカウンター席があり、
景色を見やすくするための工夫されています。
下りの場合は進行方向左側、上りであれば進行方向右側となります。どちらもA席。
一部同じ方向でシート席になっている箇所もありますのでその場合はA、B席となります。
こちらの海側の席を取られることをオススメいたします。
今回直前に乗ることを決めたため、こちらの席が取れず山側のD席で行ったので思ったのですが、
確かに山側の田んぼの景色も悪くないのですが、
やはり錦江湾の景色を見ていかないとこの列車に乗る価値も半減してしまうと言っても過言ではないです。
いぶたまには前に紹介した、「いさぶろう」とか「はやとの風」にあった自由に移動して座れる展望席のようなものはなく、
その席に座っていくしかないので、席選びはこれら2つの列車と比べても重要だと思います。
2018年7月現在えきねっとでは座席指定ができませんでしたが、
JR九州ネット予約では座席指定ができましたので、こちらを使うことをオススメします。
遠方からの予約の場合、九州に着いてからJR九州の駅で切符発券になります。
特に休日の場合は早めに予約しましょう!!
また、いぶたまの車内で買った黒ごまぷりんが非常においしくてオススメです。
無添加にこだわったプリンということで、410円と割といい値段取るのですが、
下の層に黒ゴマのペーストのようなものが入っていて、
それがプリンとマッチして甘すぎず大変おいしくいただけました。
ただし、いぶたまに限らずなのですが、指宿枕崎線は非常に揺れますので、
中で何か食べたり飲んだりしたりするときはご注意を。。
テーブルに置いていたプリンが吹っ飛びそうな位揺れましたw
いぶたまのせいではないとは言え、
乗り心地という面ではそんなによくないかなぁと言うのが正直な感想です。
車内はすごく楽しいんですけどね。。。
まとめ
今回のいぶたまですが、私が乗ったときは全般的に指宿観光に使っている人が多い印象でした。
指宿までこの列車で行き、そのまま温泉などに行かれるような方が主な需要なのかなぁと思いました。
他の列車と違い、駅だったり路線自体にすごく大きな魅力はないけど、
その分列車旅そのものを楽しみながら、指宿観光に行こうという趣旨の列車だと思います。
九州観光列車いかがでしたでしょうか。今回で一旦九州観光特急の記事は以上になります。
乗ってみると、どれも水戸岡デザインのせいか車両の中のコンセプトは似ているような気がするのですが、
それぞれ個性があって乗り比べてみてもなかなか楽しい旅になりました。
ちなみに、この列車乗るまで、青春18切符で東京からムーンライトながらを経て
八代まで来るという苦行をした後のせいか、どの列車もとても楽しく感じました。
ではまた。